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Astar Evolutionフェーズ1 FAQ

Astar Evolutionフェーズ1やSoneium、そしてAstar zkEVMのSoneium L2への移行に関するよくある質問をまとめました。Astar Evolutionフェーズ1の発表ブログと合わせてご覧ください。

Astar Evolutionに関して

Q. Astar Evolutionとは?フェーズ1では何が起こるか?

A. 「Astar Evolution」はAstarのミッションである”Web3 For Billions”を、より現実に近づけるための2つのフェーズから構成される重要アップデートです。フェーズ1として、Astar zkEVMをSony Block Solutions Labs(以下、Sony BSL)が開発するSoneium L2に移行することを発表いたしました。

Q. Astar Evolutionのフェーズ2について

A.Astar Evolutionのフェーズ2に関する詳細は、各ステークホルダーとの調整の後に時機を見ながら発表いたします。現在は、フェーズ1(Astar zkEVMのSoneium L2への移行)に注力しており、フェーズ2ではより根幹に関わるアップデートを実施予定です。 Q. Astar zkEVMのSoneium L2への移行の意義は? A. Astar zkEVMからSoneium L2への移行は、Web3の大衆化を推進し、ASTRトークンの価値を高めるための重要な一歩です。この移行を通じて、世界的企業であるソニーとの戦略的提携がStartaleを通して強化され、どのWeb3プロジェクトも凌駕できる程の多くのユーザーや開発者にリーチすることが可能になります。

Q. Astar EvolutionはASTRトークンにどのように価値をもたらしますか?

A. ASTRトークンは、Soneium L2の持続的な成長と成功において非常に重要なエコシステムトークンの一つとしての役割を担います。Soneiumは、ゲーム、エンターテインメント、金融、家電製品など多岐にわたる業界で広範な影響力をもつソニーを背景に、様々なアプリケーションやサービスが生まれることが期待されています。Soneium L2上のアプリケーションにおいて、ASTRトークンが多様な形で使用されることで、ASTRトークンのユーティリティが増えることが期待されます。 さらに、Soneium L2のシーケンサー収益の一部がAstarエコシステムのさらなる発展に再投資されることもASTRトークンに関わるメリットとなります。

Q. StartaleとAstar Foundationは、引き続きAstar Network (L1) の開発を行いますか?

A. Astar Network( L1)への貢献は、引き続きStartaleの主要事業であり、Polkadot SDKのアップデート、Astarガバナンス、最新機能の研究および実装など、複数の新たな技術的およびビジネスマイルストーンが計画されています。Astar Network (L1)のロードマップは、ブログ記事でご確認いただけます。

Q. Soneium L2の発表を受け、Astarは今後どのような役割を担うのか?

A. Astar FoundationおよびStartaleは、「Web3 for Billions」の実現を使命としており、その目標を達成するためにSoneiumを推進することが最適な選択であると判断しました。Astarは、Soneium L2を活用し、エコシステムおよびASTRのユーティリティを拡大して、Web3の大規模な普及を進めてまいります。今後ASTRホルダーがどのようにメリットを得られるかについては、調整を経てPhase 2アナウンス後に発表する予定です。

Soneiumに関して

Q. Soneiumとは?

A. Soneium L2は、Sony Block Solution Labsが開発するEthereumのLayer2ソリューションです。「Realize the Open Internet that Transcends Boundaries」というミッションのもと、Soneiumを利用する開発者やクリエイターにとって操作がしやすく、迅速で効率的、かつコスト効果に優れたツールと環境を提供し、誰もがクリエイターとなれるオープンで包括的なインターネットへ貢献することを目指します。

Q. Soneium L2はどのような技術スタックを採用していますか?

A. Soneium L2は、Optimismが提供するOP Stack(バージョン: Bedrock OP)を採用しており、Superchainに対応しています。

Q. Soneium L2に独自トークンはありますか?

A. Soneium L2はガス通貨としてETHを採用しており、ガバナンストークンは存在しません。ASTRトークンは、Soneium L2上のさまざまなアプリケーションで用いられる重要なエコシステムトークンの一つとして機能します。Sony BSLは、現時点で独自トークンの発行を予定しておりません。公式発表以外の情報には十分ご注意ください。

Soneium L2に関する詳細はSoneium公式より公開されているブログをご覧ください。(https://soneium.org/en/blog/introducing-soneium-by-sony-block-solutions-labs-for-the-future-of-web3/)

移行に関して

Q. Astar zkEVM上のアセットやNFTはどうなりますか?

A. Astar zkEVMで保有している資産(ファンジブルトークン)は保護されており、ネイティブブリッジやLayerZero、Layerswapなどのブリッジを利用して、Astar Network( L1)や他のチェーンに引き出すことが可能です。NFTに関しては、Astar zkEVMの主要プロジェクトには、事前にSoneium L2のローンチと移行について通知されており、ユーティリティを持つNFTの移行準備も進められています。シームレスな移行に向けて、ガイダンスとサポートを提供してまいります。

Q. Soneium L2への移行はいつ完了しますか?

A. 移行プロセスは、Soneium L2のローンチ後に開始され、段階的に進行していきます。Astar Foundationは、Astar zkEVMに残る流動性を継続的に監視し、Astar zkEVMを完全に閉鎖する最適な時期を決定します。移行には十分な期間が設けられるため、Astar zkEVMユーザーがSoneium L2に資産を移行できる時間が確保されます。

Q. Astar Network (L1) と Soneium L2 はどのように接続されますか?

A. Astar Network(L1)とSoneium L2は、Chainlink CCIPやLayerZeroを含む複数のブリッジングソリューションによって接続されます。アセットの移行に関する詳細なガイドは、移行が開始される際に、Astar Foundationから提供される予定です。

Q. Astar zkEVMとSoneium L2はどのように接続されますか?

A. Astar zkEVMとSoneium L2は、Astar Network(L1)を介して間接的に接続されます。ファンジブルトークンは、Astar Network(L1)や他のLayer 2チェーンなど、ブリッジに対応しているチェーンを通じてSoneium L2に転送することが可能です。

Q. Soneium L2への移行に伴うリスクはありますか?

A. Astar Foundationは、ユーザーのアセット損失リスクを最小限に抑えるため、慎重にチェーン移行の計画を策定しています。移行期間中のエコシステムの安全性と安定性を確保するため、適切な措置が講じられています。詳細はAstar Evolutionブログをご覧ください。

Astar Network Team

Astar serves as the gateway for projects across enterprise, entertainment, and gaming to enter Japan and beyond. Driving global adoption of web3 to millions with an ecosystem powered by Polkadot and Polygon as the industry-leading blockchain for the Japan market.