
Astar Fi(アスターファイ)は、Astar Collective(アスターコレクティブ)がインキュベートするオンチェーンの個人向け資産管理サービスです。オンチェーン上の純資産をひとつの画面にまとめて表示し、同じ場所から運用や投資まで行えます。Astar Fiは9月15日にパブリックベータを全ユーザーに公開し、10月8日にAstar Fi AIを、10月22日にロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)への対応を追加しました。よく寄せられるのは、Astar Fiは誰のためのサービスか、何に対応しているのか、そしてAstar Network(アスターネットワーク)やASTRとどう関係するのか、という質問です。このページでひとつずつお答えします。
TL;DR
- Astar Fiはオンチェーンの個人向け資産管理サービスです。純資産を確認し、そのまま同じ場所で運用・投資ができます。
- 自分で管理するウォレットで、オンチェーンの資産を自ら運用する方のためにつくられています。
- Astar Fi AIは、アプリ内で見ている内容を説明します。教育目的に限定されています。
- Astar Collectiveがインキュベートしており、Astar Stack(アスタースタック)の最初のプロダクトです。
- イーサリアム(Ethereum)、ベース(Base)、ロビンフッドチェーンに対応しています。
- Astar Fiの利用にASTRは必要ありません。ASTRはAstarエコシステムの経済・ガバナンストークンで、Astar Networkでステーキングとオンチェーンガバナンスに使われます。
- Astar Fiがユーザーの資金を預かることはありません。
- astarfi.comからすぐに始められます。
Astar Fiについて
Astar Fiとは何ですか?どんな課題を解決しますか?
Astar Fiは、オンチェーンで保有している資産をひとつの場所で確認し、そのまま活用できるサービスです。オンチェーンの資産は複数の資産やプロトコル、ポジションに分散しがちで、全体像を把握するには複数のアプリを行き来する必要があります。Astar Fiは接続したウォレットの資産をひとつの画面にまとめ、純資産、資産配分、それぞれの資産がどう動いているかを表示します。同じ画面から、眠っている資産を厳選された利回りVaultで運用したり、金などのトークン化された実物資産に移したりできます。アプリはSave、Earn、Investの3つのアクションを軸に設計されています。
Astar Fiは誰のためのサービスですか?
オンチェーンで自分の資産を自ら管理する方のためのサービスです。自分で管理するウォレットに資産を置き、自分で判断し、行動する前に自分のポジションを正しく把握したい方を想定しています。パブリックベータはどなたでも利用できます。
他のポートフォリオツールではなく、Astar Fiを使う理由は?
Astar Fiでは、ポジションの確認、リスクの理解、そして行動までがひとつの場所で完結します。対応プロトコルですでに保有しているVaultのシェアやレンディングポジションなどを読み取り、ひとつの純資産として表示します。その画面から、
- Earnでは、厳選されたVaultを、それぞれの評価とその根拠とともに確認できます。
- Investでは、トークン化された資産を同じポートフォリオに取り込めます。
- Astar Fi AIは、各ページで見ている内容を教育目的で説明します。
現状、リスク、行動がひとつの画面にそろい、すべての判断はユーザー自身に委ねられています。
Astar Fiはどのネットワークに対応していますか?
イーサリアム、ベース、ロビンフッドチェーンに対応しています。最初に対応したイーサリアムとベースでは、対応資産、DeFiポジション、厳選されたVaultを扱います。10月22日に追加されたロビンフッドチェーンでは、SaveとInvestで対応する株式トークンやETFなどの資産を、Earnでモルフォ(Morpho)のVault 4つを扱います。
なぜイーサリアムとベースから始めたのですか?
Astar Fiがイーサリアムとベースから始めたのは、ユーザーと、Astar Fiが表示する市場がすでにそこにあるからです。両ネットワークには、Astar Fiが表示するレンディング市場、厳選されたVault、トークン化された資産といった実績あるDeFiがそろっています。そのため、すでに持っているウォレットとポジションのままAstar Fiを使い始められます。Save、Earn、Investは両ネットワークで利用でき、対応範囲は資産によって異なります。対応ネットワークは今後順次追加される予定です。
ロビンフッドチェーンでは、Astar Fiで何ができますか?
ロビンフッドチェーンの資産やポジションを、ポートフォリオの他の資産と並べて確認できます。Earnでは、ロビンフッドチェーン上のモルフォのVault 4つを、他のVaultと同じ評価情報とともに確認できます。Investでは、ロビンフッドチェーン上の株式トークン、ETF、暗号資産を、確認しているその画面から運用できます。
ロビンフッドチェーン上の株式トークンもAstar Fiで確認できますか?
はい。ロビンフッドチェーンで保有している対応株式トークンは、暗号資産やステーブルコインと並んで、ひとつのポートフォリオ画面に表示されます。株式トークンは第三者が発行しています。米国では利用できず、その他の国・地域でも制限の対象となります。
Astar Fiでステーブルコインを運用できますか?
はい。Earnでは、対応ネットワーク上の厳選されたステーブルコインVaultを、評価とその根拠とともに表示します。自分のウォレットから預け入れる前に、Vaultの内容を確認できます。どのVaultでも、預け入れた資金は市場リスクとプロトコルリスクにさらされ、利回りは時期によって変動します。
Astar Fiで何に投資できますか?
Investでは、イーサリアム、ベース、ロビンフッドチェーン上の暗号資産とトークン化された資産を扱えます。これには、オンド(Ondo)を通じたイーサリアム上のトークン化株式とETF(米国、英国、欧州経済領域(EEA)の居住者は利用不可)、ロビンフッドチェーン上の株式トークンとETF、一部のトークン化された金と銀が含まれます。対応範囲は資産によって異なります。
Astar Fiは私の資金を預かりますか?
いいえ。Astar Fiがユーザーの資金を預かることはありません。すでに自分で管理しているウォレットを接続し、すべての操作はそのウォレットから承認します。Investで購入したトークン化資産も、自分のウォレットに入ります。
Astar Fi AI
Astar Fi AIとは何ですか?
Astar Fi AIは、Astar Fiアプリ内のアシスタントです。表示中のページと対応ポートフォリオをもとに、ポートフォリオ、Vault、市場データを説明します。教育目的に限られ、資金を動かしたり、売買を推奨したりすることはありません。すべての判断はユーザー自身に委ねられています。10月8日からSave、Earn、Investで利用でき、どのページからでも「Ask Astar Fi AI」で開けます。
Astar Fi AIは、私のDeFiポジションとそのリスクを説明できますか?
はい。Save、Earn、Investで見ている内容について質問してみてください。Vaultの中身、数字が動いた理由、あるシグナルが示していること・示していないことを説明します。たとえばEarnでVaultを開き、「このVaultのリスク要因は何ですか?」と聞いてみてください。
Astar FiとAstarの関係
Astar FiとAstar Networkはどんな関係ですか?
Astar FiはAstar Collectiveがインキュベートするプロダクトで、Astar NetworkはAstarのブロックチェーンです。Astarという名前を共有していますが、役割は異なります。Astar Fiはオンチェーンの資産を管理する場所です。イーサリアム、ベース、ロビンフッドチェーンに対応しているため、Astar Fiでの操作はそれらのネットワーク上で行われます。Astar Networkは、Astar Fiの操作とは別に、独自のチェーンを運営しています。
Astar Stackとは何ですか?
Astar Stackは、実際の金融活動をオンチェーンに持ち込むためにAstarが開発しているプロダクト群です。オンチェーンでお金を貯め、増やし、見守ることを、他のどこで行うのと同じくらい簡単かつ安全にすることを目指しています。Astar FiはAstar Stackの最初のプロダクトです。
Astar Fiを使うのにASTRは必要ですか?
いいえ。イーサリアム、ベース、ロビンフッドチェーンですでに使っているウォレットでAstar Fiを利用でき、ASTRは必要ありません。ASTRはAstarエコシステムの経済・ガバナンストークンで、Astar Networkでステーキングとオンチェーンガバナンスに使われます。
現在のAstar Networkの役割は?
Astar NetworkはAstarのブロックチェーンです。ASTRがステーキングとオンチェーンガバナンスに使われる場所であり、その上に構築されたアプリケーションが稼働しています。Astar Fiはイーサリアム、ベース、ロビンフッドチェーンで動いているため、両者は並行して存在しています。Astar NetworkはAstarのチェーンとして、Astar FiはAstar Collectiveがインキュベートする個人向け資産管理サービスとして、それぞれの役割を担っています。
安心してAstar Fiを使うために
Astar Fiはどうやって始めればいいですか?
始めるのにかかる時間は1分ほどです。astarfi.comにアクセスし、GoogleまたはXでサインインしたら、資産が入っているウォレットを接続してください。1回の署名でウォレットの所有を確認すると、保有資産がひとつの画面に表示されます。Astar Fiはastarfi.comでのみ運営されており、シードフレーズを求めることは決してありません。
Astar FiのVault評価は何を意味しますか?
Vaultの評価はリスクを比較するための指標で、その根拠となる要素とあわせて表示されます。EarnでVaultを開くと、次の項目を確認できます。
- 誰がキュレーションしているか
- 資金がどこに供給されているか
- 担保の質
- 利用可能な流動性の規模
各評価の根拠は、わかりやすい言葉で書かれています。対象とするVaultは意図的に絞り込んでおり、状況が変われば評価が引き下げられたり、預け入れが停止されたりすることがあります。どのVaultでも、預け入れた資金は市場リスクとプロトコルリスクにさらされ、利回りは時期によって変動します。
もっと詳しく知るには?
Astar Fiはastarfi.comでどなたでも利用できます。プロダクトの最新情報はXの@Astar_Fiで発信しています。
最終更新日:2026年10月23日




